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小林一茶と子供

町をあるいていたら、夏まつりの名残の灯篭がありました。みんなが思い思いに絵をかいたり、好きな字をしたためたりしています。そんななか、「鬼灯をとってつぶやす背中の子」一茶、という灯篭があります。
小林一茶にそんな句があったのだ、と調べることにしました。あるある、「一茶の俳句データベース」というHPが、なんと2万2112の一茶の俳句を、データベース化してくれてあります。ありがたーい。
鬼灯で検索すると、すぐ出ました。文政3年の作品だそうです。他に「鬼灯の口つきを姉が指南かな」「鬼灯を膝の子猫に取られけり」など、一茶らしく、子供や小さい命への愛おしさがあふれる作品です。
で、他の句は解るけど「つぶやす」が分かりません。「つぶす」ということなのでしょうか。一茶は方言を使ったり、かなり自由な言葉遣いをしてぃるので、「つぶやす」も、何かの意味を持つはずです。
背中で子供がおとなしくしていたら、何か悪さをしているとき。鬼灯の実を潰されて、中身が首にかかったら、そりゃあたいへんですよ。子供の頃の。鬼灯のキュキュという音が思い出されます。
あれ、意外と難しくて、だから姉が「こうやるのよ」と、口つきを教えているのですね。あんなこと、誰かがだれかに教えて、そして伝わっていくのですね。田舎でも鬼灯の植わっている風景は見なくなりました。

3婆姉妹

雨だというのに、母が「お姉さんのところに行く」と、言い出しました。母の足で歩いても5分ほど。でも国道を横切るので、私としては心配。そう言うと「子供じゃあるまいし」。
ええ、子供より90才の御婆ちゃんの方が、かえって不安。実は、いちばん下の妹が検査入院してて、お見舞いに行きたいって前から言ってたのです。私は先日、行ってきたばかり。
叔母は糖尿で、ところが食事療法が出来ない。すごい美食家。エビ、ウニ、イクラなんて1パック食べちゃうんだって。「グルメというより大食漢よ」と、いとこが困って入院させたのです。
だから、すこぶる元気で暇もてあましてる.その叔母から暇にあかして母に電話がかかって来て、なんだか会いたくなったみたい。病院までは車で30分くらい。「こうちゃん(私の姉)の車でいけば」と、私。
すると「お姉さんに相談する」て。お前は子供か、一人でいけと思うけど、自分のお姉さんと行きたいみたいですね。お姉さんは92才、妹84才の仲良し3姉妹。
じゃあ、ちょっと待って。手ぶらもなんだから、なにか持って行って。仲がよくても「手ぶらで来た」とか、いうのですよ、この人たちって。で、北海道のトウモロコシの冷凍をチン。
「そんな物、食べる?」なに言ってるんですか、おばちゃん先日来たとき「美味しい」て、3つも食べてたジャン。それにサイダーも。「え、そうなの?」。おばちゃんの夏はサイダーよ。
貴方たち、相手の好物も知らないで、よく90年も姉妹をやってるわね。仲がいいのかどうか、あやしいもんだ。はい、いってらっしゃい。生理前の腰痛。

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