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小林一茶と子供

町をあるいていたら、夏まつりの名残の灯篭がありました。みんなが思い思いに絵をかいたり、好きな字をしたためたりしています。そんななか、「鬼灯をとってつぶやす背中の子」一茶、という灯篭があります。
小林一茶にそんな句があったのだ、と調べることにしました。あるある、「一茶の俳句データベース」というHPが、なんと2万2112の一茶の俳句を、データベース化してくれてあります。ありがたーい。
鬼灯で検索すると、すぐ出ました。文政3年の作品だそうです。他に「鬼灯の口つきを姉が指南かな」「鬼灯を膝の子猫に取られけり」など、一茶らしく、子供や小さい命への愛おしさがあふれる作品です。
で、他の句は解るけど「つぶやす」が分かりません。「つぶす」ということなのでしょうか。一茶は方言を使ったり、かなり自由な言葉遣いをしてぃるので、「つぶやす」も、何かの意味を持つはずです。
背中で子供がおとなしくしていたら、何か悪さをしているとき。鬼灯の実を潰されて、中身が首にかかったら、そりゃあたいへんですよ。子供の頃の。鬼灯のキュキュという音が思い出されます。
あれ、意外と難しくて、だから姉が「こうやるのよ」と、口つきを教えているのですね。あんなこと、誰かがだれかに教えて、そして伝わっていくのですね。田舎でも鬼灯の植わっている風景は見なくなりました。

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